日本骨折治療学会主催の第17回ベーシックコース、ならびに第13回アドバンスコース研修会を下記のとおり開催いたします。
ベーシックコースは主に研修医や専門医取得前の先生を対象にしており、骨折治癒の基礎知識やバイオメカニクス、接する機会の多い骨折の基本的治療法まで、総合的に学んでいただくことを目的としています。ベーシックコースの内容は、今後ひとり立ちできる整形外科医として必要な知識を網羅的に学ぶことができます。整形外科専門医を目指す先生にとっては必須のプログラムではないかと思います。
またアドバンスコースは、これまでにベーシックコースを受講した方と整形外科専門医を対象にし、実際に治療に難渋する外傷群についてテーマを絞って深く学んで頂くことを目的としてテーマを変えて開催しております。
第13回は「大腿骨近位部骨折を徹底的に討論する」、「重度関節内骨折に対する人工関節置換術の適応と実際」、「ビジュアルで学ぶ各領域のサージカルアプローチ」を取り上げます。
プログラムの詳細、申込方法等につきましては下記をご覧ください。
一般社団法人日本骨折治療学会
理事長 渡部 欣忍(帝京大学)
教育委員会担当理事 井上 尚美(仙台徳洲会病院)
教育委員会委員長 善家 雄吉(産業医科大学)
日時 | 9月15日(金)10:00~ |
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開催方法 | オンデマンド配信 |
参加資格 | 医師 |
定員 | 300名 |
受講料 | 会員 10,000円 非会員 20,000円 |
第17回ベーシックコース研修会
参加申込 8月1日(火)10:00~10月13日(金)17:00 10月29日(日)17:00まで延長いたします
オンライン登録(クレジット決済のみ)
※会員価格での申込には会員番号(数字5桁)の入力が必要となりますので、事前にご確認ください。入会をご希望の方はホームページより入会手続きをお願いいたします。
https://www.jsfr.jp/admission/index.html
※決済後のキャンセルは一切お受け出来ません。
▼決済完了と同時にjsfr@jsfr.jpより自動返信メールが届きます。
※未達の場合は迷惑メールフォルダ等をご確認ください。
ログインID、ご設定頂いた任意パスワードで
日時 | 9月17日(日)10:00~9月18日(月祝)15:45 本研修会は二日間の完全受講となっております。 |
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開催方法 | 神戸ポートピアホテル(現地開催のみ) |
参加資格 | 日本整形外科学会専門医。 あるいは第1回~第16回ベーシックコース研修会を受講した日本整形外科学会会員 |
定員 | 300名 |
受講料 | 会員 25,000円 非会員 40,000円 |
研修会参加者を対象にハンズオンセミナー(2社、各30名程度)を行います。
研修会申込完了後、ハンズオンセミナー申込の詳細についてご連絡いたします。
参加人数に限りがございますので、ご希望の方は早めにお申し込みください。
日本シグマックス株式会社(アドバンスコース、ベーシックコース受講者とも受講可)
テーマ:骨折治療のための外固定法習得セミナー
講 師:星 亨 先生(社会医療法人財団大和会 東大和病院 副院長)
髙畑 智嗣 先生(JAかみつが厚生連 上都賀総合病院 整形外科 外傷外科部長)
募集人数:40名
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社(アドバンスコース受講者のみ受講可)
テーマ:エキスパートから学ぶZ形成・局所皮弁と難治症例軟部組織ハンズオン
内 容:整形外科領域でも活用できる基本的なZ形成・局所皮弁について、豚皮を使った実習と、足関節などの皮下の薄い部位や、プレート等が入ったり、トリミングして創が寄せにくい創部での縫合、アルゲバー法などの縫合実習を豚足を使って行います。
講 師:小川 令 先生(日本医科大学 形成外科学教室)
塩田 直史 先生(岡山医療センター整形外科・リハビリテーション科)
募集人数:30名
満席となりました
2023年9月17日(日)
テルモ株式会社
テーマ:高齢者骨折の周術期管理について考える
座 長:松井 健太郎 先生(帝京大学 整形外科)
演者①:多田羅 康章 先生(明石医療センター集中治療科 主任部長)
演題名:周術期管理チームにおける術後疼痛管理
演者②:重本 顕史 先生(富山市立富山市民病院 整形外科 主幹)
演題名:大腿骨近位部骨折診療~周術期管理のアレコレ~
2023年9月18日(月・祝)
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
テーマ:整形外科領域で知って得する形成外科的縫合テクニック
座 長:松村 福広 先生(自治医科大学救命救急センター)
講 師:佐々木 優 先生(甲南医療センター整形外科)
松村 一 先生(東京医科大学形成外科)
第13回アドバンスコース研修会
Webからの受付は終了いたしました
参加をご希望の方は、以下の事項をメールにて事務局までご連絡ください。
参加費は現地受付にてお支払ください。
最終受付締切:9月15日(金)正午
①氏名(ふりがな)
②ご所属
③連絡先メールアドレス
④会員/非会員
⑤参加資格
専門医 有 / 無
または
過去の研修会参加 有(第 回) / 無
⑥研修会参加について連絡のつくお電話番号
送付先メールアドレス:jsfr@jsfr.jp
オンライン登録(クレジット決済のみ)
※会員価格での申込には会員番号(数字5桁)の入力が必要となりますので、事前にご確認ください。入会をご希望の方はホームページより入会手続きをお願いいたします。
https://www.jsfr.jp/admission/index.html
▼決済完了と同時にjsfr@jsfr.jpより自動返信メールが届きます。
※未達の場合は迷惑メールフォルダ等をご確認ください。
ログインID、ご設定頂いた任意パスワードで
2023年9月15日(金)以前の研修会キャンセルにつきましては手数料(事務手数料および振込手数料)1,000円を差し引いた金額を研修会終了後に返金いたします。
キャンセルの場合はキャンセル依頼フォームより、受講番号、氏名、返金先の金融機関名、預金種類、口座番号、口座名義の情報を送信下さい。
講義 | 講師 | 所属 | |
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1 | 骨折治癒とバイオメカニクス | 新倉隆宏 | 兵庫県立西宮病院 |
2 | 骨折診断ピットフォール | 善家雄吉 | 産業医科大学 |
3 | 骨折治療リスク・合併症 | 宮本俊之 | 長崎医療センター |
4 | 開放骨折の初期治療 | 矢形幸久 | 兵庫県災害医療センター |
5 | 多発外傷における骨折治療 | 森井北斗 | 埼玉医科大学総合医療センター |
6 | 骨折保存的治療と外固定法 | 西脇正夫 | 川崎市立川崎病院 |
7 | 内固定の実際(1)髄内釘 | 山口正哉 | 昭和大学横浜市北部病院 |
8 | 内固定の実際(2)プレート | 松井健太郎 | 帝京大学 |
9 | 上腕骨骨折 | 寺田忠司 | 福山市民病院 |
10 | 小児肘周囲骨折 小児骨折として総論で | 日高典昭 | 大阪市立総合医療センター |
11 | 橈骨遠位端骨折 | 今谷潤也 | 岡山済生会総合病院 |
12 | 鎖骨骨折 | 二村謙太郎 | 湘南鎌倉総合病院 |
13 | 大腿骨転子部骨折 | 徳永真巳 | 福岡整形外科病院 |
14 | 大腿骨頚部骨折 | 塩田直史 | 国立病院機構岡山医療センター |
15 | 膝周囲(膝蓋骨を含む)骨折 | 依光正則 | 岡山大学学術研究院 |
16 | 足関節部(踵骨を含む)骨折 | 安田知弘 | 昭和大学藤が丘病院 |
17 | 椎体骨折 | 藤由崇之 | 君津中央病院 |
18 | 骨折後遺障害と対応 | 星亨 | 東大和病院 |
19 | 創外固定法の実際 | 松村福広 | 自治医科大学 |
20 | 病的骨折 | 野田知之 | 川崎医科大学総合医療センター |
2023年9月17日(日):1日目
テーマ1「大腿骨近位部骨折を徹底的に討論する」
ねらい:もっとも一般的で多くの病院で扱うことの多い大腿骨近位部骨折を徹底的に討論します。加えて昨今の緊急手術としての診療報酬改定や今後の二次性骨折予防の観点、リエゾンなどのトピックは極めて重要な話題についても取り上げます。
時間 | 講師(講師所属) | |||
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トピック1:緊急手術としてのこれからの大腿部近位部骨折の治療戦略 座長:山口正哉、矢形幸久 | ||||
10:00-10:30 | 1-1-1 | 大腿骨近位部骨折リエゾンサービスこれまでとこれから | 重本顕史(富山市民病院) | |
10:30-11:00 | 1-1-2 | これからの大腿骨近位部骨折との関わり方(病院としての今後の取り組み、保険収載の点など含む) | 福田文雄(北九州総合病院) | |
11:00-11:30 | 1-1-3 | 「内科と整形外科医が協働するOrthogeriatric co-management」―早期手術・内科と連携した周術期管理・二次骨折予防― | 脇貴洋(明石医療センター) | |
11:30-12:00 | 1-1-4 | 緊急手術として注意すべき事項(全身評価、麻酔科との関わり、合併症) | 北田真平 (兵庫県立西宮病院四肢外傷センター) |
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12:00-12:30 | 1-1-5 | 総合討論「早期手術したい大腿骨近位部骨折。みんな実際どうしてるの?」 | ||
12:30-12:40 | 休憩(10分) | |||
12:40-13:40 | テーマ:高齢者骨折の周術期管理について考える 座 長:松井 健太郎 先生(帝京大学 整形外科) 演者①:多田羅 康章 先生(明石医療センター集中治療科 主任部長) 演題名:周術期管理チームにおける術後疼痛管理 演者②:重本 顕史 先生(富山市立富山市民病院 整形外科 主幹) 演題名:大腿骨近位部骨折診療~周術期管理のアレコレ~ |
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13:40-13:50 | 休憩(10分) | |||
トピック2:転位型大腿骨頚部骨折に対する治療戦略~骨接合か人工物置換か~ 座長:中山威知郎、神田章男 | ||||
13:50-14:20 | 1-2-1 | 骨接合を推奨する立場から | 中山威知郎(島田市立総合医療センター) | |
14:20-14:50 | 1-2-2 | 人工骨頭を推奨する立場から | 玉置康之(日赤和歌山赤十字病院) | |
14:50-15:20 | 1-2-3 | 人工関節を推奨する立場から | 馬場智規(順天堂大学) | |
15:20-15:50 | 1-2-4 | 症例検討・総合討論(1演題1症例、計3症例についてそれぞれの立場から利点・欠点を踏まえて、治療方針、手術方法などを検討する) | ||
15:50-16:00 | 休憩(10分) | |||
トピック3:大腿骨転子部骨折治療up date 2023 座長:塩田直史、小原周 | ||||
16:00-16:30 | 1-3-1 | 大腿骨転子部骨折に対する治療戦略1 | 中嶋隆行(おゆみの中央病院) | |
16:30-17:00 | 1-3-2 | 大腿骨転子部骨折に対する治療戦略2 | 前原孝(香川労災病院) | |
17:00-17:30 | 1-3-3 | 症例検討・総合討論(2症例につき、手術術式を中心に詳細に、少しマニアックにインプラントの機種やバイオメカなどの点にも注目して検討する) | ||
17:40-20:00 | 各社ハンズオンセッション(2時間程度)希望者のみ別途申込 |
2023年9月18日(月・祝):2日目
テーマ2「重度関節内骨折に対する人工関節置換術の適応と実際」
ねらい:骨折外傷の専門家だけではなく、人工関節の専門家にも参加してもらい討論を深めていきます。
時間 | 講師(講師所属) | ||
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座長:井上尚美、金崎彰三 | |||
8:00-8:30 | 2-1 | 肩関節粉砕骨折に対する人工肩関節置換術 | 池上博泰(東邦大学) |
8:30-9:00 | 2-2 | 肘関節粉砕骨折に対する人工肘関節置換術 | 川崎恵吉(昭和大学横浜市北部病院) |
9:00-9:30 | 2-3 | 寛骨臼骨折後の人工股関節形成術 外傷後revision ―THAのコツ・ピットフォール― |
伊藤雅之(新潟県立燕労災病院) |
9:30-10:00 | 2-4 | 脛骨高原粉砕骨折後の人工膝関節置換術 | 塩田直史(岡山医療センター) |
10:00-10:30 | 2-5 | 参加者持ち込み相談症例(2-3演題:事前申し込み順、プレゼンは参加者) | *当日、症例提示をご希望される参加者の先生は下記事務局までご連絡下さい。jsfr@jsfr.jp |
10:30-10:40 | 休憩(10分) |
テーマ3「ビジュアルで学ぶ各領域のサージカルアプローチ」
ねらい:近年のテキストや教育ツールはビジュアル重視で視覚に訴えたコンテンツが増えています。本研修会でも動画を用いて各領域のサージカルアプローチについて詳しく解説して頂きます。
時間 | 講師(講師所属) | ||
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座長:西脇正夫 | |||
10:40-11:10 | 3-1 | 肩関節周囲 | 最上敦彦(順天堂大学静岡病院) |
11:10-11:40 | 3-2 | 肘関節周囲 | 今谷潤也(岡山済生会総合病院) |
11:40-12:10 | 3-3 | 手関節周囲 | 安部幸雄(済生会下関総合病院) |
12:10-12:30 | 質疑応答(20分)*総合討論ではなく各トピックごとにそれぞれ6-7分程度 | ||
12:30-13:30 | ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 テーマ:整形外科領域で知って得する形成外科的縫合テクニック 座 長:松村 福広 先生(自治医科大学救命救急センター) 講 師:佐々木 優 先生(甲南医療センター整形外科) 松村 一 先生(東京医科大学形成外科) |
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13:30-13:40 | 休憩(10分) | ||
座長:森井北斗 | |||
13:50-14:20 | 3-4 | 股関節周囲 | 神田章男(順天堂大学静岡病院) |
14:20-14:50 | 3-5 | 膝関節周囲 | 依光正則(岡山大学外傷学講座) |
14:50-15:20 | 3-6 | 足関節周囲 | 松井健太郎(帝京大学外傷センター) |
15:20-15:40 | 3-7 | 質疑応答(20分)*総合討論ではなく各トピックごとにそれぞれ6-7分程度 | |
15:40-15:45 | 閉会挨拶 | 教育委員会担当理事 |