フェローシップ

韓国 fellowship program レポート 2023

Korean Fracture Society fellowship 参加レポート

埼玉医科大学 総合医療センター
森井 北斗 先生

2023年4月24日から4月30日まで韓国のDaegu University Hospitalへの見学とKorean Fracture Societyでの発表の機会をいただきました。前半の病院見学ではProf. CW.OHの手術を見せていただくことができました. AO Asiaの代表的なFacultyで御高名なProf.ですので, プレゼンは今まで何度も拝見し英語の巧みさとプレゼンの上手さが群を抜いていることは存じていましたが、手術に関してもなんというかやはり肝を心得てらっしゃるようで難しい手技をさらりとこなすところに巧みさを感じました。弁も腕も立ち、なおかつfellowの送り迎えのドライバーまでつとめてしまうホスピタリティも併せ持つスーパーマンでした。
後半のKFSにも参加しました。JSFRよりもやや規模は小さかったですが参加しているOverseaのプレゼンターが豪華でしたし, 韓国のDrの英語力もプレゼン力も総合的に我々を上回っているように感じました。これから追いついていくことが我々の課題であると感じました。KFSの後のreceptionも楽しめましたしその後に数名の韓国のDrと様々なことを語り合い非常に充実した数日間となりました。
最後にやはり料理です。もともと私は辛党ですので, 色々と試してみましたがどれも非常に美味で, 中でもソウル市内でいただいた牡蠣のポッサムとDaegu市内で食べたサムゲタンはおそらく生涯忘れられないほどの味であり, それだけでももう一度韓国を訪れる十分な理由になりそうです。
最後にこのような機会を与えていただいたJSFR国際委員の方々, 一緒にfellowとして訪れた先生方に深くお礼を申し上げます。