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理事長挨拶

『一般社団法人 日本骨折治療学会 理事長 ご挨拶』

一般社団法人 日本骨折治療学会 理事長 白M 正博

理事長白濱

 一般社団法人日本骨折治療学会は昭和53年4月に設立され、昭和57年に「日本骨折研究会」、平成4年に「日本骨折治療学会」と名称を改め、今年で設立38年を迎え、当初数名で発足した本学会も現在は会員数が4,500名を超える、整形外科分野の中でも1、2位を争う大きな学会へと発展してまいりました。
 そして、平成27年7月より第四代理事長を私が担当させていただくこととなりました。
 また、法人制度の変更に伴い平成26年12月より任意団体から一般社団法人へと変更され、本学会の運営が合理化され明確に遂行されやすくなりました。

 本学会の学会活動としては、教育研修会の開催、韓国骨折治療学会との相互参加や、インプラント不具合報告、外保連参加および手術手技の保険点数新規申請や改正申請、多施設開放骨折データ登録システム、学会誌の電子化移行、学会ホームページ維持・更新や各種アンケート等が委員会を主体に積極的に充実した活動が行われ、学会としても学術集会の開催、学会誌の発行、大腿骨近位部骨折二次骨折予防多施設研究、大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン改訂第3版作成作業等を精力的に進めております。

骨折治療学会研修会も10回を数え、ベーシックコース、アドバンスコースとも毎年250名近くの参加を得ており、特に若い整形外科医の骨折外傷に関する興味と必要性が高いことを示しています。
近年の骨折治療はバイオメカに基づいた科学的な治療に発展しており、高度の専門知識と技術を要する外傷も増えています。従来、骨折は整形外科医の根幹とは言われつつも系統立って教育する施設・機関も少なかったため本研修会の使命には大きな意義があり、評価も高まったものと思われます。

 また、一貫した外傷治療を目的とした外傷センター施設も増えており、外傷患者の集約的治療が徐々に普及してきていることも本学会の活動の現れと思われます。
 さらに近年の高齢者骨折の急速な増加に対する治療、予防も急務となっております。生産年齢人口における運動器外傷による活動能力の低下抑制と機能再建、高齢社会における健康寿命の増加と維持に対しても本学会の果たす役割は大きいものと思われます。

 最近、一般社会における運動器外傷の認知度も上昇していますが、他疾病に比べるとまだまだ劣ると感じられます。健康で幸せな生活を送るために運動器外傷がいかに重要かをアピールするため、また、どこででも誰もが適切な外傷治療が受けられるように、運動器外傷治療の専門家集団としてもっと積極的に社会活動を推進していく必要があると思われます。

 私は日本骨折治療学会のさらなる躍進と普及のため、会員の皆様と共に努力していきたいと思いますので、今後もご支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

(平成27年8月20日)

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